経緯とまとめ

もともと何がしたかったかといえば。

  • Windows ActiveDirectoryドメイン環境でLinuxクライアントを使ってみたい
  • Linuxクライアントを使用する際に、ADで使っているアカウントをそのまま使いたい

これだったわけです。
そのための実験として、

  1. パスワード認証だけでもADで行う
    • Kerberos認証を使用する
  2. アカウント認証もADで行う
    • Winbind認証を使用する

ということを実際にやってみた、という形になります。


1は全体のユーザアカウントが少ない場合や、Linuxクライアントを使用するアカウントが少ない場合に向いている。
Linux側にもアカウントを作成しなければならないため、そこが面倒ですが、使用するアカウントが少ない、もしくは限定したい場合はこれでも十分かと。
2はADにあるアカウントで特に限定なくLinuxクライアントを使用したい場合ですね。


実際はWinbindって便利、という感じですけどね。

Winbindでの認証を使用する場合の手順は次のようになるわけです。

  1. NTP設定
  2. DNS設定
  3. Kerberos5設定
    1. 必要ソフトインストール
    2. krb5.conf設定
  4. Samba+Winbind設定
    1. 必要ソフトインストール
    2. smb.conf設定
    3. nsswitch設定
  5. ドメインへの参加
  6. PAM設定

基本的にはこれだけでOK。


次は……、SFUを試してみようかな?